特許庁先行技術調査_05
前職:メーカー開発者
開発職からのキャリアチェンジ
前職は、総合電機メーカーで20年近く勤め、その後、健康関連機器の研究開発を行っていました。具体的には、設計、プログラム作成、試作品の動作確認や、特許明細作成も行っていました。
これまで研究者として特許明細作成の経験があり、特に研究者の中でも特許関連業務を比較的得意としていたので、この仕事なら自分にもできるかもしれないという自信を少し持っていたこと、また同業他社と比べて当社は会社自体がキャリアアップを奨励していることを募集要項で知り、将来的に自身が成長できる夢のある仕事と感じたこと、また年齢的に研究者として今後も続けていけるかという不安もあったので、思い切ってキャリアチェンジし、応募することにしました。
大変な研修も間違いなく乗り切れる
工業所有権情報・研修館の研修は2ヶ月間ありますが、その中で筆記試験が2回、面接が2回あり、レポート提出も何度か必要となるので、なかなか大変です。しかし、研修開始1ヶ月前から入社し、試験合格に必要な知識やスキルを会社でみっちり鍛えて頂けるので、会社のサポートに乗っていけば、間違いなく研修も乗り切れると思います。
研修は7~8割の人が合格するもので、特に当社では殆どの人が合格するので、真面目に取り組めば合格するものですが、とはいえ不合格になることはできないプレッシャーもあり、大変なところもありました。
しかし、日々自身の成長を実感できる充実した時期でもあり、終わってみればアッという間でした。人生でも記憶に残る、貴重な体験だったかなと思います。